あなただけではありません
親が苦しんでいる。
助けたいのに何もできない。
自分がもっとしっかりしていれば。
そんな罪悪感を
抱えていませんか?
実は釈迦の直弟子で
神通力ナンバーワンと呼ばれた男でさえ
最初は母親を救えずに
絶望しました。
その話が
日本のお盆の本当の起源です。
最強のスペックを持っても救えなかった
目連は釈迦の弟子の中で
神通力が最も優れていました。
天眼通(すべてを見通す力)で
亡き母を探しました。
天界にいるはずだと思っていました。
しかし母がいたのは
餓鬼道でした。
餓鬼道とは
食べ物を口に入れようとすると炎に変わり
水を飲もうとすると砂になる世界です。
どれだけ愛情を注いでも
全て跳ね返されてしまう。
現代で言えば
家族への援助が 全て拒絶や攻撃に変わってしまう 依存やトラウマの無限ループ
と同じ状態です。
なぜ個人の力では救えないのか
目連は神通力を使い
直接母に食べ物を届けようとしました。
しかし
やはり炎に変わりました。
ここに残酷な真実があります。
どれほど優秀な個人であっても 相手の環境そのものを 外側から一人で書き換えることは できない
家族だからこそ
近すぎてエラーを引き起こす。
これはあなたの能力の問題ではありません。
構造の問題です。
釈迦が示した解決策
目連は釈迦のもとへ走りました。
釈迦は言いました。
「目連よ お前一人の力では救えない 雨季の修行を終えた 清らかな修行者たちに供養し 彼らの力に頼りなさい」
一人のCPUではなく
ネットワーク全体の力を使え
ということです。
目連は釈迦の言葉に従い
多くの修行者たちに供養しました。
その功徳によって
母は餓鬼道から救われました。
これが盂蘭盆(お盆)の起源です。
現代のあなたへ
目連のような神通力を持つ人間でさえ
一人では母を救えませんでした。
だとすれば
あなたが
「自分には何もできない」
と自分を責める必要は
全くありません。
第三者の介入が必要な理由
家族の問題には
当事者同士の直接のやり取りではなく
クリーンな第三者の介入が必要です。
カウンセラー。
医療。
福祉。
コミュニティ。
目連がブッダという第三者に
助けを求めたように
外部のネットワークに繋がることで
限界は超えられます。
まとめ
親を心配し
無力感を感じていること自体が
愛の証明です。
あなたはすでに
救うための第一歩を踏み出しています。
一人で抱え込まず
第三者に繋がることを
許可してください。
2500年前
目連もそうしました。
出典:パーリ語経典『ペタヴァットゥ(餓鬼事経)』


コメント