大乗非仏説

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補論3:三つの精緻化——「正直に」の客観化、限定の明記、大乗の多様性

前回の論考に寄せられた三つの鋭い問いに回答。主観的表現を排し、テーラヴァーダが『中論』を拒絶する構造的理由をアビダルマの「法の実有説」から解明。法統断絶の議論をスリランカに限定し、大乗仏教の成立を「新しい言語での地図の書き直し」として精緻化する。
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補論2:三つの精緻化——翻訳か等価か、仮設の生成ロジック、機能主義の立場

『中論』の核心命題「空・仮設」をパーリ語原典(MN 109, DN 15)と精密照合。「翻訳」ではなく「論理的等価」であること、識↔名色ループが作り出す「私(仮設)」の生成ロジックを解明。カーラーマ経に基づく「機能主義」の立場から論証の構造を完成させる。
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補論:前回の論考への三つの問いに答える

前回の論考「なぜ1800年間論争が続いたのか」に寄せられた3つの問いに正面から回答。中論冒頭の「八不」が、具体的にどのパーリ語原典(SN 12.15等)の論理と一致するかを照合・実証。テーラヴァーダの正統性と、大乗のテキストを「体得を伝える新しい地図」として再定義する。
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なぜ1800年間論争が続いたのか|遺跡を持つ者と地図を持つ者

『中論』の核心がパーリ語原典と一致するのに、なぜ「大乗非仏説」は1800年続いたのか?その構造的理由を、組織の存続、テーラヴァーダの法統断絶、そしてテキスト(遺跡)と体得(地図)の鮮烈な対比から解き明かす。
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実際に照合するとどうなるか|中論とパーリ語原典の一致

「大乗非仏説」論争に、検証可能な基準で挑む。中論の核心「縁起・空・仮設・中道」をパーリ語原典(SN 12.2, MN 109等)と具体的に照合。結果、4つの概念は原典と一対一で対応。中論は原典の論理を哲学的言語へ翻訳したものだと実証する。