2026年4月– date –
-
02. Kernel Source
6,六衰との関係 ― 感覚の多重防御
【原文】 已念息不生惡。亦數者共為遮意。不隨六衰故。行相隨為欲離六衰行。止為欲卻六衰行。觀為欲斷六衰行。還為欲不受六衰行。淨為欲滅六衰。已滅盡便隨道。 【書き下し】 已に息を念じて悪生ぜず。また数うる者は、共に意を遮ると為す。六衰... -
02. Kernel Source
7,数息の実践 ― 三事・内外の意・エラー診断
本章では、六事の最初の段階である「数息」の具体的な実践方法に入る。数息の目的、準備条件(三事)、実践中のエラー診断法(内意と外意の判別)、そしてカウントの順序の理由を、経典に即して詳解する。 第一節 数息の目的と息の長短への警告 【原文】&... -
02. Kernel Source
8,数息を得ざる原因 ― 本意と顛倒
第一節 本意を失う ― 四つの真理と最初の安らぎ 【原文】 不得數息者失其本意故。本意謂非常苦空非身。是意失墮顛倒故。亦為失師。師者初坐時第一入息得身安便次第行。失其本意故不得息。 【書き下し】 数息を得ざる者は、其の本意を失う故なり... -
02. Kernel Source
9,入息と出息の違い ― 五陰のマッピングとデータ処理
第一節 呼吸の方向と五陰の対応 【原文】 入息出息所以異者。出息為生死陰。入息為思想陰。時出息為痛痒陰。入息為識陰。是用異。道人當是意分別。 【書き下し】 入息と出息の異なる所以は、出息は生死陰と為り、入息は思想陰と為るなり。時に... -
02. Kernel Source
10,十六勝と両悪 ― リアルタイム診断システム
本章では、安般守意経が提示する十六の自己診断項目(十六勝)と、数息における二つの根本的エラー(両悪)を詳解する。これらは実践中に何が起きているかを実時間で把握するための精密な計測器である。 第一節 安般守意の再定義と四種の行 【原文】 ... -
02. Kernel Source
11,息の長短と道 ― 呼吸によるシステム負荷の計測
第一節 呼吸の長さとシステム状態 【原文】 入息短出息長。無所念為道意。有所念為罪。罪惡在外不在内。 【書き下し】 入息短く出息長し。念ずるところなきは道意と為す。念ずるところ有るは罪と為す。罪悪は外に在りて内に在らざるなり。 【現... -
02. Kernel Source
12,息の長短と道 ― 呼吸の質が示すもの
第一節 禅の定義 ― 棄 【原文】 禪法惡來不受是名為棄。 【書き下し】 禅法は悪来たりても受けざる、是れを名づけて棄と為す。 【現代語訳】 禅の法とは、悪がやって来ても受け取らないことである。これを「棄(捨てること)」と名づける... -
02. Kernel Source
13,禅法と数息 ― 「不工」の警告
第一節 数息と相随の位置づけ 【原文】 數息為相隨第二禪。何以故。不待念用故為相隨第二禪。 【書き下し】 数息は相随の第二禅と為す。何を以ての故に。念を待たざるを用って故に、相随の第二禅と為すなり。 【現代語訳】 数息は相随にお... -
02. Kernel Source
14,絆と棄捨 ― 補助輪を外すタイミング
第十四章 息の四種 ― 呼吸の物理診断 【原文】 息有四事。一為風。二為氣。三為息。四為喘。有聲為風。無聲為氣。出入為息。氣出入不盡為喘。 【書き下し】 息に四事有り。一は風と為し、二は気と為し、三は息と為し、四は喘と為す。声有るは風... -
02. Kernel Source
15,息の四種 ― 風・気・息・喘
第十五章 数息と相随の働き ― 外の遮断と内の隔離 第一節 外部と内部の切断 【原文】 數息斷外。相隨斷内。從外入數為斷外亦欲離外因縁。從中出數為欲離内因縁。外為身離。内為意離。身離意離是為相隨。出入息是二事。 【書き下し】 数息は外...