大乗非仏説– tag –
-
03. Debug Logs
第6記事:人無我法有と中論
——龍樹が解決した矛盾と、自ら捨てた解決策 シリーズ:2500年間隠されていた仏教の真実 根拠:龍樹「中論」・アビダルマ文献・大乗仏教成立史 はじめに:完璧な回答が無視された 2世紀のインドに、仏教史上最大の哲学者が現れた。龍樹(ナーガールジュナ、... -
03. Debug Logs
【新連載】第4回:追い出された者たち(大乗仏教)の反撃──Human OS デバッグ全史
前回、お釈迦様が教えた呼吸の観察(アーナーパーナサティ)は、ただ静かに息を眺めることではなく、「弓でろくろを回すように、息をダイナミックに駆動させ続ける」という生々しい身体操作であったことを解説しました。 しかし、歴史の中でこの「体感の口... -
02. Kernel Source
【第2回】公式OSの腐敗と「大乗非仏説」の正体 ──権力者が愛したスパゲティコード
お釈迦さん(ブッダ)が提示した解決策は、極めてシンプルで美しいものだった。 「私」という固定された実体はない。すべては条件によって変化し続けるネットワーク(縁起)に過ぎない。だから、脳が勝手にでっち上げる「不変の自己(maññati=実体化)」... -
03. Debug Logs
補論3:三つの精緻化——「正直に」の客観化、限定の明記、大乗の多様性
前回の補論に対して、さらに三つの問いが寄せられた。 いずれも論証の精度を上げる、正確な指摘だ。 問い1:「正直に読めば」という表現の主観性 「正直に読めば自分たちの根拠が消える」という表現は主観的ではないか。テーラヴァーダの学者たちが、自分... -
03. Debug Logs
補論2:三つの精緻化——翻訳か等価か、仮設の生成ロジック、機能主義の立場
前回の補論に対して、さらに三つの問いが寄せられた。 いずれも論証の核心に触れる問いだ。正面から答える。 問い1:「翻訳」か「論理的等価」か 「言語が違うだけだ」という結論に対して、より厳密な問いが立てられた。 中論の用語とパーリ語原典の表現は... -
03. Debug Logs
補論:前回の論考への三つの問いに答える
前回の論考(「なぜ1800年間論争が続いたのか」)に対して、三つの重要な問いが寄せられた。 それぞれに正面から答える。 問い1:「照合結果」の具体化——中論のどの命題がパーリ語原典と一致するのか 前回は「一致する」と述べたが、その根拠を示していな... -
03. Debug Logs
なぜ1800年間論争が続いたのか|遺跡を持つ者と地図を持つ者
前回、中論の核心命題はパーリ語原典と一致することを照合で確認した。 では、なぜ「大乗は仏教ではない」という論争が1800年続いたのか。 照合しなかった理由 照合すれば 「正統性の独占」が崩れる。 = 照合しない理由が 組織の存続にあった。 正直に読め... -
03. Debug Logs
実際に照合するとどうなるか|中論とパーリ語原典の一致
前回、「お釈迦さまが言ったか」は検証不能だと確認した。 では検証可能な問い——「パーリ語原典の論理と一致するか」——で照合するとどうなるか。 中論の最重要命題を照合する 中論第24章第18偈。中論全体の核心とされる一節だ。 縁起するもの、それを空性...
1