解脱道論 第二巻|頭陀品第三

Document ID: SPEC-DHUTANGA-02 Source: 解脱道論 巻第二 頭陀品第三(梁・僧伽婆羅訳) Category: 02. Kernel Source Batch: 02 / 29 — 13パラメータのON/OFF仕様


目次

MODULE 1:共通インターフェース

全13パラメータは同一の構文で記述される。

「云何が〇〇なる。謂わく△△を断ず。」

〇〇=パラメータ名。△△=断つ対象。例外なし。


MODULE 2:衣に相応する二法

#パラメータ原文断つ対象
1糞掃衣居士の施を断ず在家者からの衣類供給
2三衣長衣を断ず三枚を超える衣類の保有

MODULE 3:乞食に相応する五法

#パラメータ原文断つ対象
3乞食他の請を断ず外部からの食事招待
4次第乞食超越の乞を断ず家を飛ばす巡回
5一坐食再坐せず二度目の着座
6節量食貪恣を断ず無制限の飲食
7時後不食後の望を断ず食後の追加摂取

MODULE 4:坐臥に相応する五法

#パラメータ原文断つ対象
8無事処坐聚落に住するを断ず人里・集落に住むこと
9樹下坐屋舎の住を断ず建物に住むこと
10露地坐衆覆の処を断ずあらゆる覆いのある場所
11塚間坐余の勝処を断ず快適な場所への逃避
12遇得処坐貪楽の処を断ず気に入った場所への固定

MODULE 5:勇猛に相応する一法

#パラメータ原文断つ対象
13常坐不臥寝寐を離る横臥・睡眠

MODULE 6:「断ず」と「離る」の差異

表現使用箇所意味
断ずパラメータ01〜12完全に切断する。不可逆
離るパラメータ13(常坐不臥)のみ距離を置く。完全な排除ではない

13パラメータ中、12は「断ず」。最後の1つだけが「離る」。 睡眠は人間の身体が物理的に必要とするため、完全な切断ではなく距離を置く表現が用いられている。


MODULE 7:性の定義

原典は糞掃衣の冒頭でこう述べる。

原文内容
「性、能く受持す、是れを性と謂うと為す」受持できる性質そのものを「性」と呼ぶ
「余も亦た是の如し」残り12パラメータも同様

核心: 13パラメータの全てに共通する「性」とは、受持する能力そのもの。受けて持つことができること。それが頭陀の性である。


MODULE 8:13パラメータ一覧(総括)

#パラメータカテゴリ断つ対象表現
01糞掃衣居士の施断ず
02三衣長衣断ず
03乞食他の請断ず
04次第乞食超越の乞断ず
05一坐食再坐せず
06節量食貪恣断ず
07時後不食後の望断ず
08無事処坐聚落に住す断ず
09樹下坐屋舎の住断ず
10露地坐衆覆の処断ず
11塚間坐余の勝処断ず
12遇得処坐貪楽の処断ず
13常坐不臥精進寝寐離る

三層クロスリファレンス

本バッチの項目大安般守意経Kernel 4.x(無碍解道論)
共通インターフェース「断ず」MODULE 11:止悪一法プロセス(悪を知る→意に著せざる→息随止)Vol.1:障害検知(Nīvaraṇaの特定と除去)
「離る」(常坐不臥のみ)MODULE 4:数息の快息(多すぎず少なすぎない最適値)Vol.2:18のノイズ除去(過剰も不足もエラー)
「性、能く受持す」MODULE 1:守意=道・因縁・空定・無為Vol.4:全リソースマウント(受持の能力そのものの発動)

STATUS: Kernel Source / 実践者参照用 NOTE: 13パラメータは全て「何を断つか」のワンライナーで定義される。理由は書かれていない。功徳も書かれていない。何を断つかだけが書かれている。功徳と詳細仕様は後続バッチ(03〜07)で個別に展開される。


前バッチ → SPEC-DHUTANGA-01(起動理由と13パラメータ宣言) 次バッチ → SPEC-DHUTANGA-03(衣類リソース:糞掃衣・三衣)

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【Batch 02】13行の「断ず」

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