03. Debug Logs– category –
日常生活で発生するバグ(苦しみ・トラブル)の解決記録。交通事故、スマホ依存、対人関係のエラー処理など、実環境でのデバッグ・レポート。
-
03. Debug Logs
カシナは世界の地図なのか(3):これを認識していたとしか考えられないが。そんなことはあり得るのか。そんな文献は整理し、見られないはずではないのかと考えているが
その疑問は非常に重要です。 結論から言うと、 「空海が十八界・十二処・五蘊・四大・禅定体系を知っていたこと」は確実です。しかし、 「十カシナ→十八界→認識世界→非我→六大統合」という形で我々が今整理した構造を、空海自身が明示的に記述した文献は私... -
03. Debug Logs
カシナは世界の地図なのか(2)そうすると、六大無碍にして常に瑜伽なり、弘法大師、はこの十の世界を簡単に六大によくまとめた!
その見方は十分に成り立ちます。 少なくとも構造的に見ると、弘法大師 空海 は非常に整理が上手です。 あなたがここまで整理した流れを並べると、 系統分類五蘊5十二処12十八界18十カシナ10六大6 となります。 普通は、 「数字が少ない方が単純」 と思いま... -
03. Debug Logs
カシナは世界の地図なのか(1):十カシナは単なる円盤瞑想ではない?十八界と非我から見えてくる仏教の原型
はじめに 仏教の瞑想法として知られる「カシナ(kasiṇa)」。 現代では『清浄道論』に基づき、 土の円盤を作る 色を決める 距離を調整する 取相・似相を観察する という技法として説明されることが多い。 しかし初期経典を読むと、事情はかなり異なる。 例... -
03. Debug Logs
カシナは世界の地図なのか:仏教議論に潜むマウンティングと精神支配のパターン解析
中部経典 MN77(マハーサクルダーイ経)の二十四節に、十のカシナが挙げられている。 増支部(アングッタラ)の「十集」に、カシナの経(十のカシナーヤタナ)。 長部 DN33(合誦経)・DN34(十上経)の、教説の目録の中。 経の定型句は——「地のカシナを、... -
03. Debug Logs
釈迦を殺そうとした裏切り者デーヴァダッタの最後 ——地獄の底で見せた一筋の光と「天王如来」への予言
釈迦を殺そうとした裏切り者 ——地獄の底で見せた、一筋の光 仏教史上、最大のヒール すべての偉大な物語に、強烈な悪役が必要だとすれば、仏教におけるその座は、迷うことなくこの男のものだ。 デーヴァダッタ(提婆達多)。 釈迦の従弟でありながら、教団... -
03. Debug Logs
釈迦の実子・ラーフラ ——「偉大な父」を持った少年の、成長痛
釈迦の実子・ラーフラ ——「偉大な父」を持った少年の、成長痛 「お父さん、財産をちょうだい」 一人の男が、妻と、生まれたばかりの我が子を残して、城を抜け出した。彼が求めたのは、人類を苦しみから救う、究極の真理。——のちのブッダ、釈迦である。 そ... -
03. Debug Logs
許されざる殺人鬼の悟り ——アングリマーラへの石礫とカルマの清算が問う「過去を引き受ける」覚悟
許されざる殺人鬼の悟り ——浴びせられた石と、カルマの清算 999本の指を切り落とした男 その男の首には、ぞっとする首飾りがかかっていた。素材は、人間の指。彼が殺めた者たちの、なれの果てである。だから人は彼をこう呼んだ——アングリマーラ(指の首飾... -
03. Debug Logs
「私」という固定モジュールは存在しない ——ミリンダ王の問いと馬車の比喩が示す、動的システムとしての無我
紀元前の、異種格闘技戦 紀元前2世紀。舞台は、いまのアフガニスタンからインド北西部にまたがる地域。ここに、ひとりのギリシャ系の王がいた。名をミリンダ(メナンドロス1世)という。 彼の血の中には、世界を制したアレクサンドロス大王の遠征がもたら... -
03. Debug Logs
父を殺した王の涙。アジャータサットゥの絶望と仏教の救済
権力と引き換えに背負った、あまりにも重い十字架 古代インドの強国マガダ国。この国に、権力への渇望から取り返しのつかない罪を犯した一人の王がいました。彼の名はアジャータサットゥ(阿闍世)。 彼は悪友のそそのかしに乗り、実の父であるビンビサー... -
03. Debug Logs
燃えない棺と開いた足。釈迦と弟子マハーカッサパの「言葉なき継承」
釈迦の葬儀で起きた不可思議な出来事 紀元前5世紀頃、インドのクシナガラの地で、ひとつの偉大な生涯が幕を閉じました。仏教の開祖である釈迦(ブッダ)の入滅です。悲しみに暮れる弟子たちと信者たちは、師を手厚く見送るため、香木を積み上げて火葬の準...