空– tag –
-
02. Kernel Source
小品般若経 巻第一⑦ 菩薩はどこにも住しない
今回の位置 初品は、無生の法は得られない、で閉じました。得ない法に、住む場所もありません。今回から釈提桓因品第二です。帝釈と諸天が会座に加わり、問いが変わります。 般若を行ずるとは何か、から、般若にどこで住するのか、へ。無生を得た場所に居... -
03. Debug Logs
龍樹の般若解釈
龍樹の般若解釈は、小品が問答で外していることを、論として締め直したものです。空を増やすことではなく、法実有を立てられなくすることが中心です。 何を相手にしているのか? 龍樹の主たる相手も、経と同じく法の自性有です。法は因縁の上に仮に見える... -
02. Kernel Source
無生の法とは何か|得られない智慧の急所
今回の位置 『小品般若波羅蜜経』巻第一⑥で、須菩提(しゅぼだい)はこう言います。菩薩も無生、薩婆若(さつばにゃ)も無生、凡夫も無生である。だが無生を以て無生を得るのではない。無生法は得られない。 連載の本文は⑥に置いてあります。この記事は、... -
02. Kernel Source
小品般若経 巻第一⑥ 無生の法は得られない
今回の位置 前回は、幻人が学ぶように学び、度しても度した者が残らない、と見ました。今回は、その乗そのものが問われます。大乗はどこから出て、どこに住するのか。菩薩は無生か。無生なら、何を得るのか。初品はここで一度閉じます。 今回読む範囲 初品... -
02. Kernel Source
小品般若経 巻第一⑤ 幻師が化人の頭を断つ
今回の位置 前回は、空じても行相になること、学ばずして学ぶことを見ました。今回は、学ぶ者そのものが薄くなります。菩薩は幻人の如く学び、衆生を度しても、度された者は残りません。 今回読む範囲 初品第一のうち、「幻人の薩婆若を学ぶ」から、「大荘... -
02. Kernel Source
小品般若経 巻第一④ 空ずることさえ行相である
前回は、心は非心であり、五蘊に住せず、受けないことが三昧だ、と見ました。今回は、その空じ方そのものが問われます。空を見ても、空じた私の行が残れば、また住みます。 今回読む範囲 初品第一のうち、「色を行ぜば行相と為す」から、「是の如く学ぶを... -
02. Kernel Source
小品般若経 巻第一③ 諸法無受三昧
前回までで、須菩提(しゅぼだい)はこう言いました。菩薩を見ず、菩薩を得ず、般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)も見ず得ない。その名で誰かに般若を教える、ということ自体が、すでに危うい。 今回は、その空が「何もしないこと」ではなく、受けない行とし... -
02. Kernel Source
般若波羅蜜とは何か|智慧が岸へ至るということ
『小品般若波羅蜜経』を読み始めると、最初から「般若波羅蜜を説け」と出てきます。経文に入る前に、この語だけを一度開いておきます。知ってから読むための予備知識ではなく、読みながら何度も戻るための骨格です。語の形般若波羅蜜は、梵語プラジュニャ... -
02. Kernel Source
小品般若経 巻第一② 菩薩を見ず、般若を得ず
今回の位置 前回は僧叡(そうえい)の序でした。訳出の経緯と、般若と法華の相待です。今回から本文に入ります。会座は王舎城(おうしゃじょう)の耆闍崛山(ぎじゃくっせん)。対告の中心は須菩提(しゅぼだい)です。初品は、般若の定義から始まりません... -
03. Debug Logs
摩訶般若波羅蜜経(まかはんにゃはらみつきょう)巻第一(かんだいいち):書き下し文
小品経序(しょうぼんきょうじょ) 釈僧叡(しゃくそうえい) 般若波羅蜜経(はんにゃはらみつきょう)なる者(もの)は、理(り)を窮(きわ)め性(しょう)を尽(つ)くすの格言(かくげん)、菩薩(ぼさつ)成仏(じょうぶつ)の弘軌(こうき)なり。 ...