般若経– tag –
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「相」の一字が担う二つの語 —— ニミッタとラクシャナ、そして字相・字義
1. 前置き —— 漢訳では区別が消える 羅什訳の経論を読んでいると、「相」の字が至るところに出てくる。取相、無相、実相、何相何性何体何実。だが、この一字の背後には少なくとも二つの別語がある。 nimitta(ニミッタ) lakṣaṇa(ラクシャナ) 羅什はどち... -
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龍樹の般若解釈
龍樹の般若解釈は、小品が問答で外していることを、論として締め直したものです。空を増やすことではなく、法実有を立てられなくすることが中心です。 何を相手にしているのか? 龍樹の主たる相手も、経と同じく法の自性有です。法は因縁の上に仮に見える... -
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小品般若経 巻第一③ 諸法無受三昧
前回までで、須菩提(しゅぼだい)はこう言いました。菩薩を見ず、菩薩を得ず、般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)も見ず得ない。その名で誰かに般若を教える、ということ自体が、すでに危うい。 今回は、その空が「何もしないこと」ではなく、受けない行とし... -
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小品般若経 巻第一① 僧叡「小品経序」を読む記事の説明
タイトル鳩摩羅什訳『小品般若波羅蜜経』の門前にあたる、僧叡の「小品経序」。408年の訳出経緯、旧訳との違い、般若と法華の相待を、書き下しと短い読みの勘所で解説していきます。 今回の位置 本文に入る前に、釈僧叡(しゃくそうえい)の序。ただの前書... -
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般若経を学ぶ理由:支配ではなく、関係を変える力:仏教における智慧と方便
はじめに――知ることと、救うこと 仏教を一言で説明するのは難しい。仏教には、苦しみの原因を見つめる教えがあり、心を静める修行があり、倫理的に生きるための戒めがあり、世界の成り立ちを考える哲学がある。 しかし、それらを一つの方向へまとめる中心... -
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八千頌般若経 :Aṣṭasāhasrikā Prajñāpāramitā:確定目次(全章、Vaidya本尾題で照合済み)
大乗仏教の原点であり、「空(くう)」の思想を説き明かした最重要経典『八千頌般若経(Aṣṭasāhasrikā Prajñāpāramitā)』。その広大な教えの海に触れてみたいと思っても、どこから手をつければ良いか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。 本記事で... -
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【1-4】『二万五千頌般若波羅蜜多』第一分冊 四 四善根
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【1-3】『二万五千頌般若波羅蜜多』第一分冊 三 教誡
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【1-2】『二万五千頌般若波羅蜜多』第一分冊 二 発心
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「不可得」とは何か——「無い」ではない
一 何が問題か 仏典に「不可得」という語がよく出てくる。 一切諸法、〜不可得なるが故に これを「一切のものは存在しない」という意味で読む説明が、あちこちにある。 しかし経文は、そう書いていない。同じ経の中で、「存在しない」と「不可得」を、別の...
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