初期仏教– tag –
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03. Debug Logs
『分析する』のではなく『立てて育てる』——中部第77経と一切漏経が照らす実践の道筋
導入 仏教の瞑想実践において、カシーナ(kasiṇa)はしばしば「観の対象」や「分析されるもの」として語られる。しかし原典に即して読むとき、そこには別の可能性が開かれている。中部第77経(Mahāsakuludāyi Sutta)が説くカシーナは、心が「立てて・遍満... -
03. Debug Logs
カシナは世界の地図なのか(1):十カシナは単なる円盤瞑想ではない?十八界と非我から見えてくる仏教の原型
はじめに 仏教の瞑想法として知られる「カシナ(kasiṇa)」。 現代では『清浄道論』に基づき、 土の円盤を作る 色を決める 距離を調整する 取相・似相を観察する という技法として説明されることが多い。 しかし初期経典を読むと、事情はかなり異なる。 例... -
03. Debug Logs
カシナは世界の地図なのか:仏教議論に潜むマウンティングと精神支配のパターン解析
中部経典 MN77(マハーサクルダーイ経)の二十四節に、十のカシナが挙げられている。 増支部(アングッタラ)の「十集」に、カシナの経(十のカシナーヤタナ)。 長部 DN33(合誦経)・DN34(十上経)の、教説の目録の中。 経の定型句は——「地のカシナを、... -
03. Debug Logs
釈迦が最後に遺した言葉「諸行無常」に込められた、究極の自立とは
偉大な初期構築者の機能停止 クシナガラの沙羅双樹の下。仏教という巨大なシステムの初期構築者であるゴータマ・ブッダの入滅(機能停止)が迫っていた。周囲を取り囲む弟子たちは、偉大なマスターノードの喪失を前に激しく動揺し、悲嘆に暮れている。 し... -
02. Kernel Source
『小有明経(Cūḷavedallasutta)』全編翻訳・対訳
『マッジマ・ニカーヤ(中部経典)第44経:小有明経(チューラヴェーダッラ・スッタ)』の全編翻訳と、パーリ語と日本語の対比構造(広義の対訳)をお届けします。 この経典は、在家信者であるヴィサーカの質問に対し、かつての妻であり阿羅漢(悟りを得た... -
02. Kernel Source
発見ログ v4──解脱道論プロジェクト全体の統合的総括
解脱道論プロジェクト・発見ログ第四版(完結版) 前版:発見ログ v3.10(第十一巻完結時点) 本版:全プロジェクト完結時点(第十二巻完結・解脱篇全体完結) 序 発見ログ v3.10 は、第十一巻完結時点の中間記録であった。第十二巻が完結した今、本 v4 は、解脱道... -
02. Kernel Source
Integration-09-V12:第十二巻統合──擔を置く、波利弗多国の門に至る
解脱道論プロジェクト・第十二巻全体の総括記事 本プロジェクトの記事執筆の最終統合 前統合 → Integration-08-V11.md(第十一巻統合) 本統合 → 解脱道論原典通読のまとめ 注:三層クロスリファレンス表の Kernel 4.x 列は、無碍解道の主題的展開との概念的... -
02. Kernel Source
SPEC-BETSUTAI-V12-07:二正受と解脱道論の閉じ──波利弗多国の門
解脱道論プロジェクト・第十二巻 Batch 07(シンプル版) 本プロジェクトの最終バッチ 第十二巻「分別諦品第十二の二」── 略号:BETSUTAI(終結) 本バッチの範囲 領域内容果正受沙門果の心が泥洹に安住する正受想受滅正受心・心数法を生じない最深の正受死人と... -
02. Kernel Source
Batch-V12-07:坐禅人、波利弗多国の門に至る──二正受と解脱道論の閉じ
解脱道論プロジェクト・第十二巻 Batch 07(物語版) 本プロジェクトの最終バッチ 第十二巻「分別諦品第十二の二」── 解脱道論全12巻の閉じ 序──最後の旅の始まり 第十二巻 Batch 06 で、本書の道筋が、別の角度から振り返られた。世間八法の分析、九慢の精... -
02. Kernel Source
SPEC-BETSUTAI-V12-06:散法と煩悩の体系──道の地図を別角度から見直す
解脱道論プロジェクト・第十二巻 Batch 06(シンプル版) 第十二巻「分別諦品第十二の二」── 略号:BETSUTAI(継続) 本バッチの範囲 領域内容散法(七項目)観・覚・喜・受・地・根・解脱の精密な補足三解脱の構造無相解脱・無作解脱・空解脱の精密分析解脱と解...